株主優待バブルの終焉か?

ここ最近、株主優待がかなり盛んになっていました。

 

特にアベノミクスで株価が上昇していく中で、株主優待を導入した企業の株価が上昇し、

 

益々株主優待を導入する企業が増えると言うループが発生していたような気がします。

 

 

15年くらい前からネット証券が登場したことで個人投資家の株式投資へのハードルが下がり、

 

ネットで「株主優待」と検索すると様々なブログがヒットしますね。

 

 

さて、以前より申し上げているように、

 

世の中を見ていると、感覚的に「不当に高い物」、「不当に安い物」がある気がします。

 

それぞれが一生懸命考え、「正しい思われる値段」を付けているのでしょうが、何故か「不当に高いと思われる物」や「不当に安いと思われる物」が世の中にはあります。

 

それが面白さであり、難しさでもあると思うのですが、
自身が考える「あるべき値」とのギャップが大きい物を見つけること、を私は信条としています。

 

 

今回の例で言うと、株主優待を導入している企業の株価が不当(実力以上)に高くなっていたように感じます。

 

実力以上に高くなる株価に対して、

配当は減る可能性があるけれど、株主優待は簡単には廃止出来ない

という説明がなされるようになっていました。

 

 

その根拠として、

自社サービスの割引であれば、顧客開拓にもなるし、ついで買いも期待出来るとか

 

自社サービスならば6,000円といっても原価は2,000円以下なので、大丈夫とか
(例えば吉野家は100株の所有者に年間6,000円の優待券を配りますが、6,000円というのはあくまで吉野家の売値ベースの話であって、
実際の原価はもっと安いという話)

 

企業側へのメリットがあるから企業の懐は痛まないというような

いかにもらしい理由が挙げられていました。

 

(人間は自分に都合よく解釈する 都合の悪いことからは目を避けがちだなと改めて反省しています。)

 

 

そんな中でコロナの問題が発生しました。

 

コロナ禍での業績低迷を受け

いくつかの企業で配当だけでなく、株主優待にまで手を付ける企業が出てきました。

 

私が保有する銘柄だけでも、いくつか株主優待の廃止や改悪がありました。

 

 

代表的な銘柄はダイコク電機(6430)です。パチンコ関連銘柄です。

ダイコク電機→https://www.daikoku.co.jp/

優待改悪→https://www.daikoku.co.jp/ir/ir_investor/yutai/

財務体質は強固ですが、パチンコが目の敵にされ、IRも微妙な状況で先手を打ったのでしょう。

しかも、ダイコク電機の株主優待は自社サービスではなく、ポイントを配っていたので、モロにコストなので急いで止血をしましたね。

長期保有者を優遇していた(配るポイントを割り増していた)こともあり、優待廃止を発表した翌日は大きく値を下げました。

 

 

そして先週の金曜日に同じくパチンコ関連の平和(6412)が株主優待の改悪を発表しました。

平和→https://www.heiwanet.co.jp/index.php

優待改悪→http://irvision2next.blob.core.windows.net/6412/ir/12518042787399999999_725f5437-5221-4d54-83cc-68d08c0493fe.pdf

こちらは自社のゴルフ場PGMの割引券だったので、優待を維持してもそこまでの痛手はなかったでしょうし、

コロナでお客さんも減っているでしょうから、優待券を配ってでも集客した方が良いようにも思うのですが、

いずれにしても3,500円→1,000円へと大幅に改悪されました。

恐らく明日は大きく値を下げることでしょう。

 

 

 

さて、それでは株主優待の廃止や改悪は株主にとって悪いことなのでしょうか?

 

今までのデータを見ていると確かに短期的には株価も下がり、優待も廃止or改悪されれば株主にとってはマイナスです。

 

ですが、私もみなさんもデイトレーダーではないわけで、

大前提として株はある程度の期間保有するつもりだったのですよね? 

目先の株価は気にしないつもりでしたよね?

我々は複利4%を目的にしていましたよね?

株主優待が本当の目的ではないですよね?

株主優待以上に株価が上がれば文句ないですよね?

 

例えば、吉野家(9861)の株主優待も

100株で3,000円なのに

1,000株でも6,000円です。

これって不公平ではありませんか?

比例させるなら、1,000株なら3万円分もらえても良いはずなのに、6,000円分です。

利回りでいうと大きな差が生まれてしまっています。

 

それにRiricoみたいな本当は吉野家大好き女子は沢山株を買って応援したいのに、

100株でも3,000円、500株でも3,000円って言われたら、お金もないし「じゃあ100株で」ってなってしまいますよね。

それって本当は株を買いたい人達(需要)を株主優待のせいで抑えてしまっていることになりませんか?

 

と言うことで、Riricoは正しい株主優待の廃止・改悪は不公平が是正される

 

前向きにとらえていきたいと思います。残念だけど。

 

ところで、平和の株主優待は3,500円→1,000円と大きく改悪されましたが、

これまでは400株だろうと800株だろうと同じ株主優待しかもらえなかったものが、

上限800株へ拡大されたことで、買い増しに入る人も一定数いると期待しています。

平和の株価ベースでいうと75万→150万となりました。

 

明日の平和はかなり下げてくると思いますが、配当は維持してくれますし、下がったら買い増ししたいと思います。

 

ダイコク電機に平和にと続いて

ゲームカード・ジョイコホールディングス(6249)も恐らく何らか株主優待に手をつけてくるでしょうね。

ここもポイント制なので優待廃止と予想します。

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