ローランド ディー.ジー.(6789)から株主優待のカタログギフトをいただきました。
ローランド ディー.ジー.株式会社(6789)から株主優待のカタログギフトが到着しましたのでご紹介します。
Rolandと言うと、「俺か、俺以外か。」や「電子ピアノやシンセサイザー」を思い浮かべる方も多いのでしょうか。ROLANDとは無関係ですが、楽器のローランドとは元々親子の関係でした。立場としてはローランド ディー.ジー.が子会社でしたが、ローランドがMBOした際に株式を株式を買い取り、今は親子の関係ではなくなっています。流石に元々親子だっただけあり、ロゴはそっくりですね。ローランド ディー.ジー.は広告・看板用インクジェットプリンタの製造販売を生業にしています。報告書も流石にかっこいいです。
以前ご紹介したローランド ディー.ジー.の記事はこちら→ローランド ディー.ジー.から中間報告書が届きました。
ローランド ディー.ジー.の評価
先ず、ローランド ディー.ジー.の評価ですが、私の中では5段階で「C」評価の銘柄です。「前回と変わらず」です。
A:大好きです。会社や社員さんを応援しています。配当や優待も魅力的です。
B:好きです。事業に魅力を感じています。配当や優待も魅力的です。
C:買いたいです。配当や優待に魅力を感じています。
D:まあ買わないレベル(値動きはチェック)。買っても値上がりしたら売却します。
E:絶対に買わないレベル。この優待って誰がいるの?
ローランド ディー.ジー.の配当金
配当性向については連結利益に対して30%としています。今期は、親会社株主に帰属する四半期純損失となったため、中間配当につきましては無配でした。期末配当については未定となっていましたが、予想通り無配にはならず、10円の配当となりました。21年度は中間配当20円、期末配当20円の通期40円の予想になっています。現在の株価(約1900円)ベースで2%強となります。
ローランド ディー.ジー.の株主優待
ローランドも株主優待を導入しています。権利日は12月末です。これまでは保有期間に関係なく3000円相当のカタログギフトがもらえましたが、先般微妙に改悪になりまして「保有期間1年以上」という縛りが出来ました。私は基本的に長期保有なので、この改悪による影響はなく、どちらかというと無駄な資産の流出を防ぐこの改定(優待乞食を排除)は「良い改悪」だと思っています。この辺は大株主がファンドであることの良いところかもしれません。
保有株式数 | 継続保有期間 | 優待内容 |
100株以上 | ||
1年以上 | 当社オリジナルカタログより3,000円相当の商品を1品贈呈 | |
300株以上 | ||
1年以上 | 当社オリジナルカタログより5,000円相当の商品を1品贈呈 |
さらに、このローランドの優待の良いところは、何と言ってもこのカタログギフトが美味しい点です。私はカタログギフトをくれる銘柄を複数保有しているのですが、その中でも品質の高いカタログギフトの1つと言って良いでしょう。以前、長瀬産業の記事でも書きましたが、この〇×円「相当」ってのが、結構重要でして、会社によっては欲しい商品がなかったり、「これで〇×円!?」って思ってしまう商品ばかりだったりするんですが、ローランドの優待は満足度高いです。
折角なので、いくつか私のお気に入りの商品を写真つきでご紹介しちゃいます。商品が充実しているので、我が家は私に加えて主人の名義でも株を購入しました。
ローランド ディー.ジー.の10年チャートを見て頂くと分かるのですが、最近は少し反発しているものの、2015年から順調に右肩下がりです。ここまで下落してくるとこれ以上下がる可能性は低くく、NISAの枠が余っている方は購入を検討しても良い銘柄の1つではないかと思います。100株で20万ですしね。唯一気がかりなのは、「事業ポートフォリオの転換」をしようとしていることです。意識高い系の経営者はこういう取り組みをしたがるのですが、結局無駄な動きで企業の寿命を縮めたり資産を食いつぶしただけで終わることが多いので心配です。