NISAにおすすめの証券会社は楽天証券です。
私は複数の証券会社に口座を持っていて、用途によって使いわけをしています。
読者の中にはこれから株を始める人もいらっしゃるでしょうし、株はNISA枠だけという方もいらっしゃるでしょう。少しずつ投資へシフトしているとはいえ、日本では未だ投資より貯蓄を優先している方が多いですからね。
ちなみに、我が家の場合は、直ぐ使うお金というのが多くないので、資産のほとんどを株式や投信にしています。ま、それくらいしないとどうしようもないくらい総資産が少ないとご理解下さい。
そこで、先ずは今回、NISAにおすすめの証券会社を紹介していきたいと思います。
ネットで「NISA おすすめ 証券」とかで調べて大体出てくるのが、SBI、楽天、松井、GMO、マネックス、DMM、カブドットコム証券あたりでしょうか。
先に結論を申し上げると、NISAは楽天証券にしましょう。
別に強制ではありませんし、「私はSBIが良い」と言う方がいらっしゃればSBIにすれば良いと思いますし、「俺はDMMが好き」という方はDMMにすれば良いと思います。
雑誌系の記事だと、1社を贔屓することが出来ないので、どの記事もどこの証券会社が一番お得なのかは書いていません。「徹底比較」とか大して比較もしていなくても「徹底」比較と題されています。SBIとかマネックスなんて楽天と比べて何がよいのだろうか・・・
ただ、私に言わせれば圧倒的に楽天証券がお得です。ノーリスクでお得なのは楽天証券です、ということだけはお伝えしておきたいと思います。
圧倒的過ぎてなんで「比較」するのかが私にはわかりません。
この後、理由を説明しますが、
でも、その前に、NISAについて簡単に説明しておきたいと思います。NISAは「ニーサ」と読みます。NISAは知らなくても、「ニーサ」っていうのは耳にしたことある人も多いのではないでしょうか。Nippon Individual Savings Accountを略したもので、日本語では「少額投資非課税制度」と言います。
どんなメリットがあるかと言いますと、NISA口座で購入した株式や投資信託については年間投資額120万円までの値上がり益や配当・分配金などが、5年間、非課税になるというお得な制度なんです。通常、株式や投資信託の「値上がり益」や「配当金」に対しては税金が約20%かかるんです。例えば、100万円儲けても、20万円は税金でもっていかれてしまうんです。その税金がゼロになります。もっと簡単に言うと、株式や投資信託といった投資で得た利益にかかる税金が、まるごと免除される制度です。通常、納付しなければならない利益に対する約2割ものお金が、手元に残るんです。100万円儲けたら、そのまま100万円手元に残るイメージです(20万円は税金でもっていかれてしまうんで)。
「利益は徴収しませんよ」と国が宣言し、投資の入り口にいる人、投資をしたことがない人をタックス・フリーで応援しているもので、活用しないともったいない制度と言えますね。
ただし、NISAを活用するには通常の証券口座ではなく、専用の「NISA口座」の開設が必要です。しかも、NISA口座は一度開設すると1年間変更することができないため、どの金融機関(証券会社や銀行)でNISA口座を開設するかは重要なポイントになるわけです。だからこそ、沢山の金融機関が顧客獲得のためにキャンぺーんを行っています。一度お客さんを捕まえてしまえば、逃げられてしまう可能性も低いですし、「ついで買い」も期待できますからね。
とういうことで、そういう流れに乗った情報誌やブログがNISAにおススメの証券会社を比較したりしています。
ただ、私に言わせれば圧倒的に楽天証券がお得です。ノーリスクでお得なのは楽天証券です、ということだけはお伝えしておきたいと思います。
最大「5,000円」キャッシュバックなどのキャンペーンには様々なハードルがあり、事実上5,000円貰うのは不可能だったりするので、釣られないようにしましょう。せいぜい貰えて1,000円です。
世帯年収で800万~2,000万程度の方ならば、比較するまでもなくとりあえず楽天証券にしておけば問題ありません。
以下に理由を明記します。
①証券会社によって、購入出来る商品の数に差があると言われていますが、楽天証券は取扱い数がとても多いです。
なお、余程マニアックな方でなければ、購入出来る商品の数は無視で良いです。
②楽天証券も当然、売買手数料は無料です。有料の証券会社は論外です。
SBI、楽天、松井、GMO、マネックス、DMM、カブドットコム証券あたりはどこも無料なので、もはや無料は差別化要素にはなりません。
③楽天証券は楽天と連携していて、楽天ポイントで株や投信を購入することが出来ます。
また、投資信託の残高に応じてポイントがもらえたりします。
そしてここが一番重要なのですが、500ポイント以上使って投信を購入すると、その月の楽天市場での買い物が+1倍になります。
まともなポイント制度を持っているのは楽天市場を抱えた楽天しかないんです。ここが楽天の圧倒的な強みであり、差別化ポイントです。真似しようとしても他社では真似出来ないんです。
目安で言うと世帯年収で800万~2,000万程度の方ならば、比較するまでもなくとりあえず楽天証券にしておけば問題ありません。と言った理由はこの③なんです。
ネットショッピングを利用している人は多いと思うのですが、ある程度の消費を行うことが出来る収入がある家庭(ということで、上では世帯年収で800万~2,000万程度の方としました)ならば、ネットショッピングは楽天に集中させるべきです。
仮に毎月ネットショッピングで10万円使う方にとっては、+1倍は1,000円分の価値になります。ポイント消化が出来て毎月+1,000円は楽天証券を利用する圧倒的なメリットです。