プレナスから第2四半期報告書が届きました。

株式会社プレナス(9945)から中間報告書が届きましたので、紹介したいと思います。

プレナスの第2四半期報告書 封筒には宛名とマイナンバーの紙以外にはこれ1枚だけが入っていました

「プレナス」と言われてもご存知の方は少ないかもしれませんが、「ほっともっと」や「やよい軒」を運営している会社です。
海外にも進出していて、ちょっと前まではラーメンの一蘭、牛丼の吉野家、うどんの丸亀などと共に海外にある店舗がTV番組などでしばしば取り上げられていました。
やよい軒」がこんなとこにもあります!みたいな。

プレナスの評価

さて、先ず、プレナスの評価ですが、私の中では5段階で「D」評価の銘柄です。評価低くてすみませんm(_ _)m

A:大好きです。会社や社員さんを応援しています。配当や優待も魅力的です。

B:好きです。事業に魅力を感じています。配当や優待も魅力的です。

C:買いたいです。配当や優待に魅力を感じています。

D:まあ買わないレベル(値動きはチェック)。買っても値上がりしたら売却します。

E:絶対に買わないレベル。この優待って誰がいるの?

やよい軒は好きなんですが、ほっともっとが市場で不当に高く評価され過ぎている気がするんです。
先日のカネ美食品の記事でも記載しましたが、中食系は厳しいと私は判断しています。

カネ美食品の記事はこちら→カネ美食品から株主優待の案内が届きました。

プレナスの株主優待

私が保有しているということでお分かりかもしれませんが、プレナスも株主優待を行っています。

・100株以上1,000株未満保有の方:500円分の「株主お買物優待券」5枚(2,500円相当)
・1,000株以上保有の方:500円分の「株主お買物優待券」10枚(5,000円相当)

権利日は2月末です。

プレナスの場合、株主優待をゲットするためには1年以上継続して株を保有する必要があります。
基本的に私は短期売買はしないので、長期保有者を優遇している銘柄を狙っています。プレナスのように保有期間に縛りを設けて「優待だけ取得する人」を弾くようにしている会社をターゲットの1つにしています。
保有期間で縛りを設けるというのは、口で言うのは簡単ですが、事務作業などを考えると結構手間だと思います。万一、ミスった時とか大変ですからね。そんな労(外注費用?)を厭わず頑張っているプレナスを私は応援しています。
コスト削減を徹底しているのか、届いた四半期報告書はどの会社よりも薄く本当に紙切れ1枚でした(冒頭の写真です。ちゃんとカラーでは印刷されています)。その姿勢、好きです。どうせ読まれないし笑 次は白黒にしちゃっても良いですよー^^

プレナスの株価

プレナスの10年チャートはこちら

最近は業績不振が叫ばれていますが、何年か前までプレナスは業績好調と結構もてはやされていました。どんな企業であれ右肩上がりなんてことは無いわけで、市場はもう少し長期的な目で企業を見てあげて欲しいと思います。

当時、私は「ほっともっと」に行ったことが無かったので、試しに行ってみることにしました。2015年くらいのことだったでしょうか。
やよい軒には行ったことがあったのですが、ほっともっとには行ったことがありませんでした。やよい軒の満足度はそれなりに高かったので、期待してほっともっとを訪ねてみました。

私が初めて食べたのは「から揚げ弁当」でした。今は漬物になっていますが、当時はキャベツの千切りが入っていました。
率直な感想としては、「値段相応、安かろう悪かろう、デフレの象徴」というもので残念な気持ちになりました。

当時の株価は2500円くらいしていて、「今は不当に高く評価されている」と判断しました。財務体質は良かったので、その後、株価が大きく下落したタイミングで100株だけ購入してみました。

不当に高いものとは?→投資、運用方針①

100株なので含み益としては少額ですが、自分の予想が当たったという満足感(完全な自己満)で満足しています。

プレナスの業績と配当

さて、そんなプレナスですが、約12億の営業赤字、純損益も17億の赤字ということで今回の配当はゼロでした。期末配当も「未定」になっています。

プレナスは「年間配当60円または、年間配当性向50%(連結ベースでの1株当たり当期純利益)を達成する金額のいずれか高い額」との配当方針を定めており、例年、中間配当:30円、期末配当:30円の計60円配当が続いていたので、残念です。

残念ではありますが、そこは堅実に運営してくれている、と無配も前向きに捉えていきたいと思います。財務体質も良く、配当を出す余力はありそうなのに堅実です。
中食には期待していませんが、財務体質も良く、やよい軒も悪くないので、現在の株価(1730円)から1割ぐらい下がったら、現金が余っている人は購入を検討しても良いかもしれません。
「ほっともっと」も「やよい軒」もブランド力はありますし、認知度も高いですし比較的安全でしょう。

 

無配は仕方ないとしても長期保有の株主を大事にするということで、せめて優待だけは維持して欲しいです。
しかも、プレナスの場合は自分のお店のお買い物券なのでダメージは少ないはずです。
「ついで買い」も期待出来ます。

自社のお買い物券を配っている場合、何故ダメージが少ないか?→株主優待バブルの終焉か?

 

それにしても、最近は配当を見送る企業の多さに驚いています。私の受け取り配当金も今年は相当減りそうです。
これだけ配当を減らしているということは各企業の業績が悪いわけで、先日のパークタワーの勝どきでも記載しましたが、2020年、2021年のサラリーマンの年収は相当減るのではないでしょうか。

 

パークタワー勝どきの記事はこちら→パークタワー勝どきモデルルーム訪問記 次期以降の値上げはあるか!?

 

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